家族を守る玄関の工夫!リハビリ専門職が教える「手すりの理想の場所」

 玄関の上がり框(かまち)は、高さのある段差があるため、ご家庭により手すりを設置されていることもあるかと思います。

 しかし、この手すりの「位置」に注意を払っていますか?実は、よく見かける「上がり框の真横の壁に手すりを取り付ける」という配置、間違いではありませんが…使い勝手が悪い場合があるんです!

 その理由は、手すりの位置が「上る時に力を入れにくい場所」になっていることが多いからです。壁の真横に手すりがあると、体を引き上げる際に必要な「引っ張る力」をかけづらく、不安定になりやすいのです。

◼️理想的な手すりの位置とは?

 そこでおすすめなのが、上がり框の段差に対して少し前方、斜めに設置することです。この位置だと、上り下りの際に自然な体の動きでしっかりと力を入れられるため、転倒のリスクも減らせます。また、年配の方や足腰の弱い方でも負担を軽減できるのがポイントです!

 手すりは安全のための大切なアイテムです。ぜひ、取り付ける際にはその「位置」にもこだわってみてくださいね!

引用先:U-CAN住宅コーディネーター講座「指導部だより」より

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