リハビリの視点から、老後を安心して暮らせる1階生活の工夫についてご紹介します。
年を重ねると、階段の上り下りが負担になり、転倒のリスクも増します。そんなとき、1階を生活の中心にできる間取りにしておくと安心です!
◼️ ベッドを置ける広さの寝室を
よく「将来の寝室」として1階に和室が設けられていますが、布団だと立ち上がりが大変です。リハビリの現場でも、ベッドの方が安全で楽と感じることが多いです。理想は夫婦2人分のベッドを置ける洋室。欲言えば、将来車椅子が必要になってもスペースがあれば安心です。
老後、施設入所を考える方もいるかもしれませんが、施設の費用は月平均20万円前後と高額です。特別養護老人ホームなど比較的安い施設もありますが、入所待ちが長いことが多いのが現状です。
◼️我が家の例:1階に6畳の洋室を確保
我が家は1階に6畳の洋室をつくり、今は子どもの遊び部屋、将来は私たちの寝室にする予定です。洋室は掃除も楽ですが、車椅子となった場合に、畳より傷みにくいのでおすすめです。
老後に備えて1階生活を意識した間取りをぜひ考えてみてください。
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